3月10日(日)、京都府茶業連合青年団主催の
「第90回 茶審査技術競技大会」が宇治市の宇治茶会館にて開催されました。
にのくに茶業青年団も大会に向けて6回の練習会を重ね、
万全の状態で選手10名を大会に送りました!
審査技術って本当に難しいんです・・・
第1審査は「外観による茶期判別」ということで、
お茶の葉だけを見て一番茶・二番茶・三番茶を見分けます。
第2審査は「浸出による品種鑑別」ということで、
お茶の葉にお湯を注いだ状態で、見た目や味・香りから
やぶきた/おくみどり/さえみどり/かなやみどり/
さみどり/めいりょく/さやまかおり
を見分けます。。。
第3審査は「外観による生産地鑑別」です。
ズラーッと10種類ならんだお茶の葉を見て触れて香りを嗅いで、
玉露・・・宇治/和束/宇治田原/京田辺/丹の国(両丹)
煎茶・・・宇治/大和(奈良)/朝宮(滋賀)/鹿児島/静岡
を見分けます。
第4審査は茶香服です。
玉露・・・(花)宇治田原・(鳥)宇治・
煎茶・・・(風)宇治・(月)静岡・(客)鹿児島
これらを全て制限時間もある中で他地区の青年団員との駆け引きもありながら
高得点を狙うわけで、選手のプレッシャーは半端ないものです。
得点の程度によって段位・級位が認定され、
それらの記録は来年以降も残り続けるので、
選手は年1回の大会に全ての力を出し切ります。
みんないい表情してますね!
研ぎ澄まされた一瞬を写真で切り取ってくれたのは、
にのくに茶業青年団の石丸団員です。
今回、結果としては昇段・昇級できた団員は少なかったですが、
練習・本番を通じて、来年につながる内容だったと思います。
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